おいしさと栄養 | 美味を求めて

おいしさを求めて勉強していくブログ

疲労回復と栄養学

こんばんは

 

管理栄養士 YUHI-雄飛です。

 

 

疲労回復を促す栄養学を紹介します。

 

 

〇ご飯+ビタミンB₁+アリシンで疲労回復

 

 「今日も残業でくたくた・・」

 

 身体や頭を使えば、エネルギーが消費され、疲労物質も蓄積します。

 

 そんな時は、下記の式を思い出して疲労回復メニューを選びましょう。

 

 式:ご飯+ビタミンB₁+アリシン

 

 

〇ご飯

 

 私たちが最も手軽に活用しているエネルギー源は炭水化物。(ご飯、パン、麺類)

 

 炭水化物は、ほとんどエネルギーとして使われ、身体の部品にはなりません。

 

 食べ過ぎると、脂肪という形でストックされます。

 

 →ご飯は、必要なエネルギーを補える量だけ食べれば良い

  活動量に合わせてご飯量を調節しよう

 

 

〇ビタミンB₁

 

 炭水化物を消化していくと、糖質になります。

 (式:炭水化物=糖質+食物繊維

 

 糖質をエネルギーとして使うためにビタミンB₁が必要。

 (昔、白米だけの食事でビタミンB₁欠乏し、脚気でなくなる人がいました)

 

 ビタミンB₁は玄米や豚肉などに多く含まれている。

 

 糖質をエネルギーとして使うための式

 式:炭水化物+ビタミンB₁

 

 

〇アリシンはビタミンB₁の吸収を助ける

 

 アリシンとは、ニンニクやネギ、玉ねぎの香りに含まれる物質。

 

 アリシンにはビタミンB₁の吸収を助ける働きがある。

 

 

〇具体的な料理は?

 

 ・豚カレー (ご飯+豚肉+玉ねぎ、ニンニク) 

 ・生姜焼き定食 

 ・玄米定食

 

◇太らないためのワンポイント

 

ご飯+豚肉+玉ねぎ、ニンニク の組合わせは、味付けが濃いものが多く、食欲をそそる風味もあるため、食べ過ぎになりやすい一面もあります。

 

 たくさん食べたいときは、寝る3時間以上前にしましょう。